外国人雇用チェックリスト|採用前に企業が確認する10項目

中小企業の経営者の皆さま、こんにちは。

2026年(令和8年)を迎え、人手不足が深刻化する中、外国人材の採用はますます重要になっています。一方で、行政手続きのデジタル化も進み、2026年1月1日に施行された「改正行政書士法」により、行政書士にはICT活用による利便性向上の努力義務が課されました。

外国人雇用は、正しく行えば企業の大きな力になります。しかし、日本人採用とは異なるルールを理解していないと、知らないうちに法律違反となるリスクがあります。

そこで今回は、採用前に必ず確認すべき「10のチェックポイント」を分かりやすく解説します。


1.なぜチェックリストが必要なのか

外国人は「在留資格」によって、日本でできる仕事の内容が厳格に決められています。

もしルールを守らず雇用した場合、企業は「不法就労助長罪」に問われる可能性があります。

罰則

  • 3年以下の拘禁刑
  • または300万円以下の罰金
  • またはその両方

「知らなかった」では済まされないため、採用前の確認は経営上の最重要ポイントです。


2.外国人採用前チェックリスト【10項目】

採用前に必ず以下を確認してください。

① 在留カードの原本確認

コピーではなく原本を確認。ホログラム等の偽造防止もチェック。

② 在留資格の種類

  • 永住者など → 制限なし
  • 技術・人文知識・国際業務 → 業務内容に制限あり

③ 在留期限(満了日)

期限切れ=即不法就労。更新申請中かも確認。

④ 就労制限の有無

カード表面の記載を確認

  • 就労可
  • 制限あり
  • 就労不可

⑤ 資格外活動許可(アルバイト)

留学生・家族滞在は必須。裏面を確認。

⑥ 業務内容と在留資格の一致

仕事内容が資格に合っているか精査。

※派遣は近年さらに厳格化されています

⑦ 掛け持ち(副業)の有無

週28時間制限は他社との合計で判断。

⑧ 在留カード番号の有効性確認

「失効情報照会」でデジタル確認。

⑨ パスポート・指定書

特定活動の場合は「指定書」を必ず確認。

⑩ 社会保険加入の可否

外国人も原則加入対象。未加入は審査に影響。


3.企業で多い見落とし

・コピーだけで判断

→ 原本確認+番号照会が基本

・在留期限の管理不足

→ 企業側でも必ず管理

・業務内容のズレ

→ 専門職なのに単純作業中心はNG


まとめ

外国人雇用は、正しい管理を行えば企業成長の大きな力になります。

一方で、入管実務は年々厳格化しており、判断を誤ると企業リスクは非常に大きくなります。

「この在留資格で雇って大丈夫か分からない」

「チェック方法に不安がある」

そんな場合は、専門家に相談することでリスクを未然に防ぐことができます。


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